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パキスタン洪水災害救援金

疥癬(かいせん)はダニの寄生による皮膚感染症。かゆみを伴う
(C)IFRC

インターネット募金多くのご支援、ありがとうございました。
※2010年10月31日をもって募金受付は終了いたしました。

Yahoo!ボランティアでは、2010年8月4日~10月31日の期間、被災地の方々の支援を目的に「インターネット募金」へのご協力を呼びかけました。
 その結果、多くの方々にご賛同いただき、募金金額の合計は下記のとおりとなりました。

壁紙購入金額に含まれる消費税は別途納税し、その消費税と同額をYahoo! JAPANが補填(ほてん)した後に、日本赤十字社に寄付します。Yahoo!ポイントによる募金の場合は、1ポイント=1円換算して同じく寄付します。皆さまがお支払いくださった金額のすべてが、被災された方々への支援に活用されます。

募金額
3,897,338
募金人数
11,591

送金報告 ( 日本赤十字社 へ送金)

  1. 合計寄付金額2010年12月31日3,897,338
  2. 第1回送金2010年9月30日日本赤十字社1,214,335
  3. 第2回送金2010年10月31日日本赤十字社2,022,152
  4. 第3回送金2010年11月30日日本赤十字社394,867
  5. 第4回送金2010年12月31日日本赤十字社265,984

日本赤十字社 よりメッセージ

このたびは、パキスタン洪水災害被災者支援のためにご協力いただき、誠にありがとうございました。
パキスタンでは季節風の影響で7月下旬から降り続く記録的な大雨のため、各地で大規模な洪水が発生しました。被災者は2,000万人に上り、これは国民の10人に1人が被災したことを意味します。
洪水という災害は地震と異なり、突発的でなく、じわじわと目に見える被害を与えるため、一見被害の深刻さは分かりにくいものです。多くの人命が失われ、家屋などが破壊される点で両者は共通しています。しかし、洪水は広範囲にわたって農地をも水没させてしまい、農業に依存して暮らす多くの途上国の人々の食糧や衛生環境、さらには生計手段までをも大きく脅かす点において、非常に深刻な被害をもたらす災害です。
被災地では物資だけでなく、特に保健医療のニーズが高いことから、国際赤十字の要請を受けて、日本赤十字社は医療チームを派遣するなど、物資・スタッフ両面から引き続き支援を続けています。
皆さまからの義援金は、これまで行ってきた救援活動とともに、今後の復興支援活動を通じて被災された方々のために役立たせていただきます。

活動内容について

パキスタン洪水災害救援金について
パキスタン・イスラム共和国では季節風による影響で2010年7月下旬から記録的な大雨が続き、建国史上最悪の災害と言われる洪水が発生ました。死者1,902人以上、被災者数は2,000万人に上ります。モンスーンによる雨が降り続き、パキスタンの国土を南北1,000キロにわたり流れるインダス川の周辺や支流の地域で被害が拡大しました。

■ 劣悪な衛生環境による感染症の恐れ
被災地では、衛生環境の悪化により、呼吸器感染症、皮膚感染症、下痢といった感染症が懸念されています。また、洪水の被災地域でしばしば問題となるのが毒ヘビの被害です。パキスタンでも毒蛇は被災者の住居のいたるところで発見されており、人々の生活を脅かしています。

■ 紛争地帯に流れる不発弾
カイバル・パクトゥンクワ州やアフガニスタンと国境を接する連邦直轄部族地域(FATA)は2008年からパキスタン軍による反政府組織の掃討作戦が展開された地域であり、地雷や爆発装置といった様々な危険物が今も空き地や道路に設置されています。また、カシミール地方も長年に亘り、隣国インドと領土問題を抱えるいわゆる紛争地帯です。
今回の洪水で爆発物が流され、デラ・イスマイール・カーン州では3人の子どもが被害を受けました。カシミール地方では地雷被害も報告されています。

  • 土砂で流された村で呆然とする被災者
    (C)パキスタン赤新月社

  • 疥癬(かいせん)はダニの寄生による皮膚感染症。かゆみを伴う
    (C)IFRC

  • 巡回診療中の細川医師
    (C)日本赤十字社

  • 物資の配付準備をするパキスタン赤新月社のボランティア
    (C)パキスタン赤新月社

被害、義援金配分状況など

■ 国際赤十字の支援計画

当初の約14億円の計画から、今回約63億円へと拡大された緊急救援計画の内容は以下の通りです。
・救援対象人数:13万世帯、91万人
・活動期間:18か月月間
・活動計画
-救援物資の配布:9か月間、食料やその他生活用品などの物資を配布
-シェルター:18か月間、テント、ビニールシート、家屋の清掃キット、修理工具キットの配布など
-保健・衛生:9か月間、特に母子保健、感染症、性感染症の予防などに特化した25の保健医療チームの派遣
-水・衛生:12か月間、安全な飲料水供給及び井戸の清掃、トイレ建設、衛生知識普及などの衛生環境改善支援
-生計支援:18か月間、生計手段を得るまでの間の資金援助、職業訓練、技術指導などの実施

■日本赤十字社の支援活動

2,000万円相当のビニールシート14,500枚、追加で2,000万円相当の毛布25,000枚、キッチンセット2,000個を輸送。
8月20日の看護師1名の派遣に続き、8月27日には医療チーム7名を現地に派遣しました。
さらに、10月1日に医師1名、薬剤師1名、11月3日に助産師1名を派遣しました。

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